CMSなどを導入すると公開サイトを直接編集し、Webを更新しているユーザーも多いのではないでしょうか。公開サイトを直接修正する事で記事をアップロードするスピードは増しますが、クオリティーについてはどうでしょうか。公開サイトを直接編集する事により、画像が表示されないや、ファイルのリンク切れ、誤字脱字などが更新後に確認され、あわてて修正を行う事などは無いでしょか。
これらの問題を防ぐために、当サイト(CPIスタッフブログ)では、一旦テストサイトに記事をアップロードし、記事の確認後、公開サイトへ記事をアップロードする。というスキームを必ず取っています。
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[サイト公開までのスキーム]
1.テスト環境でブログの記事を書きます。
2.関係各部署に記事のチェック依頼をメールします。
※弊社の場合、法務、デザイン部、プロモーション部にチェック依頼を出しています。
3.関係各部署の確認後、公開環境へ記事をアップロードする。
[使用しているシステム]
サーバー:Shared Plan ACE01
CMS:Drupal7
テストサイト
URL:http://aa115zaox6.smartrelease.jp
データベース:aa115zaox6
公開サイト
URL:https://shared-blog.kddi-web.com
データベース:aa115zaox6_drupal
※テストサイトと公開サイトとでデータベースを分けて運用しています。
[利用方法]
- テスト環境の設定方法
- テスト環境へCMSのインストール方法(Part1、Part2)
- テスト環境に構築したCMSを公開環境へ設置する
- テスト環境で書いた記事を公開環境へリリースする
- Drupal CMSのアップデート手順
[メリット]
- 最大のメリットはテストサイトで確認した記事やデザインがそのまま公開環境へアップロードされる
- 確認作業がテスト環境のみで全て完結出来る
- CMSの追加開発があった場合でも、テスト環境で開発出来るので、公開環境がダウンするなどの事が無い
- CMSのセキュリティーアップデートなどがテストサイトに一旦適用後、公開サイトへ適用出来る
[デメリット]
- テスト環境のデータを、公開環境へすべて転送するので、ユーザーコメントなどを公開用のデータベースに蓄積出来ない
※当サイトはFacebookコメントを利用しているのでテスト環境のコメントが上書きされる事はありません - 一旦テスト環境に記事を上げてから公開を行うので、ひと手間増える
- CMS独自に蓄積されるアクセスログやシステムログなどが、全てテスト環境のデータに上書きされる
※当サイトのアクセスログはGoogleアナリティクスを利用しているので上書きはされない。
※システムログ(Drupalで言うとWatchdog)がテスト環境のものに上書きされる。一工夫する事で回避も出来る