サーバーとは?その種類と基礎知識をご紹介

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1.サーバーとは?

サーバーには、2種類の意味合いがあります。狭義には、要求(リクエスト)に応じて、なんらかのデータを提供するための仕組みのことで、 Web サーバーやメールサーバーが該当します。

広義では、上記のようなサーバーを含むハードウェア全体を指し、レンタルサーバーや専用サーバー、 VPS などがそれにあたります。

本稿では、まず広義のハードウェアとしてのサーバーについて解説し、後半で狭義のサーバー(ソフトウェアのサーバー)の主な種類を紹介します。

2.インターネットとサーバーの関係

例えば、普段私たちが Web サイトを見るとき、サーバーはどこにで関係してくるのでしょうか。

Web サイトが表示されるまでの流れは下記です。

・ Web ブラウザにURLを入力
・ DNS サーバーへ URL を送信し、 IP アドレス(インターネット上の住所)へ変換
・該当 IP アドレスの Web サーバーにアクセス
・ Web サーバーから Web ページのデータを提供してもらい、 Web ブラウザに表示

このように、インターネット上にはサーバーがたくさんあり、住所を指定してアクセスすることで、私たちは任意のデータをブラウザで表示することができます。

そして、このインターネット上のサーバーはすべて同じではなく、いくつか種類があり、その種類に応じてメリット・デメリットも存在します。

ここからは、そのサーバーの種類と違いについて解説していきましょう。

3.共用サーバー、専用サーバー、VPS、クラウド~それぞれの違いとメリット・デメリット~

ここでは代表的な4つサーバーの違いや、メリット・デメリットについてご紹介します。

・レンタルサーバー(共用サーバー)
・レンタルサーバー(専用サーバー)
・VPS
・クラウド

「共用サーバー」とは何か?

共用サーバーとは、レンタルサーバーの一種であり、サーバーを複数ユーザーで共同利用するサービス形態です。

共用サーバーの特徴は、 CPU や HDD などのハードウェアリソースを利用者がシェアする(共用する)という点にあります。サーバーのハードウェアリソースをフル活用できないため、個人の Web サイト、中小規模サイト、企業案内のみのサイト等の用途が考えられるでしょう。

ただし、共用サーバーは他のサーバーサービスより比較的安価で利用できる点はメリットといえます。

一方のデメリットとしては、サーバーをシェアしているため設定を自由に変えられない点、他の利用者が CPU ・ ネットワークを多く使うと、自身の処理に影響が出るという点が挙げられるでしょう。

「専用サーバー」とは何か?

専用サーバーは、物理サーバーを1台丸ごとレンタルして、大容量ストレージと物理サーバーの CPU やメモリを独占利用するサービスのことです。

専用サーバーのメリットとしては、他の利用者の影響を受けずにサーバーを使えることや、サーバーの管理者権限( root 権限)を付与されるサービスを利用すれば、自由にサーバーの設定を変更できることが挙げられるでしょう。

一方デメリットとしては、自社でサーバーの運用・構築をしなければならず、共用サーバーに比べると運用コストがかかる点が挙げられます。

また、サーバーが専用でも回線が共用されている場合、他のサーバーによる回線利用の影響を受けることがあります。

「VPS」とは何か?

VPS ( Virtual Private Server )とは日本語で「仮想専用サーバー」と呼ばれるサービスで、1台の物理サーバー上に構築された仮想サーバーを利用します。

共用サーバーと同じように1台の物理サーバーを共用しますが、仮想サーバーをレンタルするため、インストールするアプリケーションを選べるなど、サーバー設定の自由度が高いというメリットがあります。

また、仮想サーバーごとに使用できるハードウェアリソースが割り当てられ、それを専有して使えるので、他のユーザーの影響を受けにくいという点もメリットのひとつです。

ただし、物理サーバーの運用・監視は管理会社が行いますが、仮想サーバーの構築、設定、運用をユーザーで行う必要があり、導入・運用コストや工数がかかってしまう点がデメリットとして挙げられます。

「クラウド」とは何か?

クラウドはさまざまな意味で使われる単語ですが、ここではクラウドをサーバーとして利用する視点から解説します。

クラウドは、 VPS と同じように仮想サーバーをレンタルするサービスです。しかし、クラウドは CPU やメモリ、ストレージを自由に決めたり、あとで変更したりすることができます。

このような拡張性(スケーラビリティ)・柔軟性は、クラウド最大のメリットといえるでしょう。

デメリットとしては、サーバー・ストレージ・ネットワークなどすべての設定を自社で行わなければならないため、利用には専門知識が必要になる点が挙げられます。

また、料金体系が従量制のため、予期しない大きな処理やネットワーク通信が生じた場合、使用料金が跳ね上がることがあります。そのため、予算計画を立てにくいという点もデメリットといえるでしょう。

用途別のサーバーの主な種類(ソフトウェアとしてのサーバー)

本稿の前半で触れた「要求(リクエスト)に応じて、なんらかのデータを提供するための仕組み」として、用途別のサーバーの主な種類を紹介します。

Web サーバー

Web サイトやブログなどを表示する時に必要なサーバーです。サイトのコンテンツであるテキストや画像データなどが保存されており、ユーザーからの要求(リクエスト)受けて、データを送り返します。

Webシステムは、「Webサーバー」「アプリケーションサーバー」「データベースサーバー」の3層構造になっています。

データベースサーバー( DB サーバー)

データの保存・管理などを行うのがデータベースサーバーです。クライアントからのリクエスト(要求)に応じて、データベースにあるデータを返す役割もあります。

アプリケーションサーバー( AP サーバー)

Web システムにアプリケーションプラグラムを動作させるサーバーがアプリケーションサーバーです。

Web サーバーから受け取ったユーザーのリクエストに応じて、 PHP や Javascript 、 Ruby などを使って必要なデータを取り出し、 Web サーバーに処理の結果を返す役割をします。

ファイルサーバー

ネットワーク上でデータを共有したり、使ったりするためのサーバーがファイルサーバーです。
ファイルサーバーを使うと、複数のサーバー、 OS 間でデータの共有を素早く行えます。

メールサーバー

メールを送受信する時に使われるサーバーです。送信側を「 SMTP ( Simple Mail Transfer Protocol )」、受信側を「IMAP ( Internet Message Access Protocol )」「POP (Post Office Protocol )」と呼びます。

メールを送信する際、 SMTP が DNS サーバーとともに宛先を見つけ出します。送信されたメールは、 IMAP や POP にある利用者ごとのメールボックスに入ります。このような仕組みでメールを送受信しているのです。

DNS サーバー

DNS とは「 Domain Name System 」のことで、DNS サーバーは、インターネット上の住所である IP アドレスとドメインを紐付ける役割をします。

IP アドレスは数字の羅列であり、人間が見てもどのサイトか判別できません。それを分かりやすい文字列であるドメインに変換するのが DNS サーバーとなります。

FTPサーバー

FTP とは「 File Transfer Protocol (ファイル転送プロトコル)」のことで、インターネット経由でファイルを送受信する仕組みのことを意味します。 Web サイト運用に使うサーバーにファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたりできます。

この FTP という仕組みで接続されるサーバーが FTP サーバーです。

まとめ

今回は、広義の物理的な意味でのサーバーとその種類や違い、ソフトウェアとしてのサーバーの主な種類について解説しました。

今回ご紹介した4つのサーバーには、それぞれメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットをしっかりと理解した上で、ご自身にとって適切なサービスを選んでみてください。

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