「UAからGA4に切り替えたところ、サイトのユーザー数の調べ方が分からなくなってしまった」という方もいるかもしれません。
本記事では、GA4でユーザー数を調べる基本的な方法を紹介します。
※記事掲載時点での情報です。
目次
- GA4(Googleアナリティクス4)のユーザーとは
- GA4の3つのユーザー指標
- GA4のユーザー数とセッション数、表示回数の違い
- GA4でユーザー数を調べる方法
- GA4のユーザー数で集客力を調べよう
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GA4(Googleアナリティクス4)のユーザーとは
そもそもGA4のユーザーとは、Webサイト・アプリにアクセスした個別のユーザー(アクティブユーザー)を表す指標です。
自社サイトやアプリにどれくらいの集客力があるのかを知る目安となります。
ユーザーの属性(性別・年齢・住んでいる国や都道府県など)やユーザーがどのページに多く集まるのかなどを細かく分析することも可能です。
GA4の3つのユーザー指標
GA4のユーザーは「アクティブユーザー」を表す指標だと解説しましたが、実はこれ以外にも2つのユーザー指標があります。
- 新規ユーザー数:
はじめてWebサイト・アプリにアクセスしたユーザー数 - 合計ユーザー数:
イベントが記録されたユニークユーザーの合計数
従来のGoogleアナリティクス(UA:ユニバーサルアナリティクス)では「アクティブユーザー」の概念がなく、「合計ユーザー数」のことを「ユーザー」と表示していました。
しかし、GA4では「アクティブユーザー数」のことを「ユーザー」と表示しているため、UAとはユーザー数の計算方法が異なる点に注意しましょう。
GA4のユーザー数とセッション数、表示回数の違い
GA4のユーザー数と混同しやすい指標として、「セッション数」と「表示回数」があります。どのような違いがあるかを把握し、データ分析に役立てましょう。
- ユーザー数(訪問者数):
Webサイトやアプリを訪問したユーザーの数。
1人のユーザーが何回訪問しても、ユーザー数は1人とカウントされる。 - セッション数(訪問数):
ユーザーがWebサイトやアプリを訪問した回数。
1人のユーザーが10回訪問した場合、セッション数は10回とカウントされる。 - 表示回数:
ユーザーがWebサイトやアプリを閲覧した回数。
1人のユーザーが1回の訪問で10ページ閲覧した場合、表示回数は10回とカウントされる。
セッション数、表示回数の詳細については、こちらの記事もご参照ください。
▶GA4(Googleアナリティクス4)のセッションとは?定義を理解しよう
▶GA4(Googleアナリティクス4)でページビュー数(表示回数)を調べる方法
GA4でユーザー数を調べる方法
GA4にログインすると、ホーム画面が表示されます。
このホーム画面の左上に表示されている「ユーザー」が、ユーザー数です。デフォルトでは過去7日間のユーザー数が表示されるようになっていますが、期間の変更も可能です。
また、画面左側のメニューにある「レポート」→「ユーザー属性」では、より詳細なユーザーのデータを見ることができます。
ページごとのユーザー数を確認したい場合は、「レポート」→「ライフサイクル」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」の順でクリックしてください。
縦軸に各ページのURL、横軸に指標名が表示されます。このうち「ユーザー」の部分を見れば、各ページのユーザー数を調べられます。
GA4のユーザー数で集客力を調べよう
GA4のユーザー数はWebサイトやアプリの集客力を測る重要な指標です。本記事で紹介した調べ方を覚えておくことをおすすめします。
当サイトでは、この他にもGA4に関する情報を発信しています。ぜひお役立てください。