「Twilioを使って電話Webアプリケーションを構築しよう」の第2回目の記事は、ユーザーからコールされた電話を受信し、応答メッセージを返答します。
今回はTwilioの「TwiML」を使います。
TwiMLとは、電話やSMSを受信したときに、電話を転送するのか、応答メッセージを返すかなどの動作をXMLベースで指定するためのマークアップ言語です。
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手順
- 「電話番号」メニューをクリックし、取得した電話番号をクリックします。
- Twilioで発行された電話番号にコールしたときに、読み込むファイルを指定します。
発番された電話番号をクリックすると、この電話番号がコールされたときに、読み込むファイルを指定することができます。
Request URL欄に、アクセス可能な .xmlファイルを指定し、「保存」をクリックします。
- 電話がTwilioにつながったら、応答メッセージを返答します。
応答メッセージはTwiMLの「say」を使って、テキストを読み上げます。
他にもTwiMLを使って、あらかじめ録音しておいた音声を流す、SMSを送信するなど様々なことができます。 -
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<Response>
<Say voice="woman" language="ja-jp">
こんちには、CPIスタッフブログです。通話を終了します。
</Say>
</Response>
以上で、Twilioで購入した電話番号にコールすると、指定した音声が応答メッセージで読み上げあれます。
次回は、「TwiMLを使い、受信した電話をPHPで処理する」方法を紹介いたします。
[特集] Twilioを使って電話Webアプリケーションを構築しよう
ソースコード
ソースコードは、GitHubに公開いたしました。