「Twilioを使って電話Webアプリケーションを構築しよう」の第4回目の記事は、TwiMLを使って電話をかけます。
これまで電話を受信して、応答メッセージを流すなどを行いましたが、4回目にして本題の電話をかけることを行います。
今回はTwilioの「Dial」を使い実装を行います。
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手順
- 第3回目で作成した、「twilio_respons.php」を開き下記を例にDialを追加してください。
// 電話をかける番号 $tocallno = '+8190-3333-3333'; // ユーザーがダイヤルの1を押したら if($_POST['Digits'] == 1): echo "<?xml version=\"1.0\" encoding=\"UTF-8\"?>\n"; echo '<Response>'; echo '<Say voice="woman" language="ja-jp">' echo '電話を転送します</Say>'; echo '<Dial timeout="20" callerId="+815031353932">'.$tocallno.'</Dial>'; echo '</Response>'; else: echo "<?xml version=\"1.0\" encoding=\"UTF-8\"?>\n"; echo '<Response>'; echo '<Say voice="woman" language="ja-jp">'; echo 'さようなら'; echo '</Say>'; echo '</Response>'; endif;
<Dial>発信番号</Dial>で、電話をかけることができます。
timeout属性は、コールする秒数を指定します。今回の場合は20秒待って出なかった場合はコールを中断します。
calleridは、Twilioで購入した電話番号となります。
以上で、指定した電話番号に電話をかけることができます。
次回は通話したときの通話時間や、通話時に発行されるidをログとして保存する方法を紹介いたします。
特集でどのようなWebアプリケーションを作っているのかなどの全体像は、特集記事のTOPより参照ください。
[特集] Twilioを使って電話Webアプリケーションを構築しよう