「Twilioを使って電話Webアプリケーションを構築しよう」の第6回目の記事は、REST APIを使いログを取得します、
REST APIを使うことで、TwiMLで取得できない、さまざまなログを取得することができます。
今回は、転送先の電話番号を取得します。まずユーザーがTwilioにコールした(①から②への通話)通話が、親SIDとなり、Twilioから④のユーザーへは、その親SIDから派生したSIDが新たに発行されます。通話終了時に取得できるのは親SIDのみが取得できますので、そこから子のSIDを検索し、転送先電話番号を取得する必要があります。(少しややこしいですので、分からない方は動画を参照ください)
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方法
まずREST APIが使用できるように準備を行います。
- 下記のページより、PHPの「Twilio REST Apiライブラリ」をダウンロードします。
https://jp.twilio.com/docs/libraries - ダウンロードしたzipファイルを解凍し、適当な名前にリネームします。
- Webサーバーにアップロードします。今回は第1回目よりテストで使用している「my_twilio」フォルダーにアップロードします。
- twilio_rest.phpを作成し、REST API経由でログが取得できるかテストしてみましょう。
<?php // Get the PHP helper library from twilio.com/docs/php/install require_once('./twilio-php/Services/Twilio.php'); // Loads the library // Your Account Sid and Auth Token from twilio.com/user/account $sid = "Your SID"; $token = "Your Token"; $client = new Services_Twilio($sid, $token); // Get an object from its sid. If you do not have a sid, // check out the list resource examples on this page $call = $client->account->calls->get("Call SID"); print_r($call);
- twilio_rest.phpをWebサーバーにアップロードします。アップロードしたファイルにブラウザよりアクセスしてください。
様々なログデータが出力されたと思います。
以上でREST APIの準備が出来ました。
次回は、REST APIを使い、発信先の電話番号を取得します。
ソースコード
ソースコードは、GitHubに公開いたしました。