「ドメインを取得する方法を知りたい」
「ドメイン取得のために必要な知識は何だろう」
「ドメイン取得サービスの失敗しない選び方をおさえておきたい」
このようにお考えの方へ、本記事ではドメイン取得に必要な知識や取得方法を解説します。記事の後半ではサービスの選び方についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- ドメイン取得に必要な知識
- ドメイン取得の一般的な流れ
- ドメインをCPIで取得する手順
- ドメイン取得サービスを選ぶポイント
- 希望するドメイン名を取り扱っているか
- ドメインはレンタルサーバーと一緒に契約するのがおすすめ
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ドメイン取得に必要な知識
まずは、ドメイン取得に必要な知識を3つ紹介します。
- ドメインとは
- ドメインの種類
- DNS(Domain Name System)
ドメインとは
ドメインを一言で表すと、インターネット上の住所のことです。自社のWebサイトがインターネットのどこにあるかを特定するための情報となります。
すべてのWebサイトには、IPアドレスと呼ばれる数字が付与されていますが、IPアドレスではユーザーがサイトの特徴を把握しづらいためドメインに変換しています。
ドメイン名は、アルファベット、数字、記号などを組み合わせることが可能です。
ドメインの基礎知識については、こちらの記事で紹介しています。
ドメインとは何か?種類や取得方法をIT初心者向けに解説
ドメインの種類
ドメインには「gTLD(generic TLD)」と「ccTLD(country code TLD)」の2種類があります。
gTLDとは、Generic Top Level Domain の略称で、特定の領域・分野ごとに割り当てられたトップレベルドメインです。具体的には「.com」「.net」「.org」「.gov」などが該当します。国や地域を限定することなく、世界中どこからでも登録することが可能です。
一方 ccTLDとは、Country Code Top Level Domain の略称で、国ごとに割り当てられたトップレベルドメインのことです。ISO3166-1規格のカントリーコードという2文字に基づいて割り当てられています。例えば、日本のccTLDは「.jp」です。他にも、アメリカは「.us」、フランスは「.fr」、カナダは「.ca」が割り当てられています。
TLDについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
トップレベルドメイン(TLD)とは?種類や選び方を初心者向けに解説
また、「独自ドメイン」と「サブドメイン」の違いもあります。
独自ドメインとは、ドメイン登録サービスやレンタルサーバーなどで取得できるオリジナルのドメインのことです。他のWebサイト等で使用されていない場合は、希望するドメイン名を指定できます。なお、独自ドメインは取得時と更新時に費用がかかります。
サブドメインとは、独自ドメインを分割して利用できるドメインのことです。1つの独自ドメインの後に「.」をつけて、目的や用途に応じた名称を自由に設定できます。独自ドメインを取得すると、無料でサブドメインも取得できます。
サブドメインについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
サブドメインとは?メリット・デメリットや設定方法をわかりやすく解説
DNS(Domain Name System)
DNS(Domain Name System)とは、インターネット上でドメインの管理・運用を行うためのシステムのことです。具体的には、Webサーバーに割り当てられているIPアドレスをドメイン名に変換します。
ユーザーが普段意識することはありませんが、インターネット通信時はDNSによってドメイン名がIPアドレスに変換されます。
ドメイン取得の一般的な流れ
次に、ドメイン取得の一般的な流れを紹介します。
- 使用したいドメイン名の候補をいくつか洗い出す
- ドメイン登録サービスまたはレンタルサーバーのWebサイトで、候補となるドメイン名を入力し取得可能かを確認する
- ドメイン名を決定し、必要事項を入力して申し込む
- 初期費用を支払い、ドメインを取得する
- DNSの設定を行う
- ドメイン名を自社のWebサイトに適用する
ドメイン名の取得後、契約更新を怠るとWebサイトにアクセスできなくなるので注意しましょう。
ドメインをCPIで取得する手順
次に、CPIでドメインを取得する方法を紹介します。
- 以下のURLにアクセスします。
https://mypage.cpi.ad.jp/mypage/order/domain.php - 「希望ドメイン名」の欄に取得したい文字列を入力します。
- 検索したいドメイン名にチェックを入れて、「ドメイン検索」ボタンをクリックします。
- 「取得可能ドメイン」に表示された内容を見て、問題がなければ「次の画面へ進む」ボタンをクリックします。
- 注文時に必要な費用が表示されるため、内容を確認して「同意する」にチェックし、「確認する」ボタンをクリックします。
- 「ご契約情報」「管理先情報」をそれぞれ入力し、「請求先情報」を選択して「次の画面へ進む」をクリックします。
- 「ドメイン登録情報」と「情報公開設定」を入力し「次の画面へ進む」をクリックします。
- お申し込み内容を確認し、「お申し込み」ボタンをクリックすれば完了です。
CPIでは、レンタルサーバーと同時にドメインを取得することができます。Webサイトの運用に役立つさまざまなサービスもご提供しておりますので、ぜひ一度ご検討ください。
ドメイン取得サービスを選ぶポイント
最後に、ドメイン取得サービスを選ぶポイントを紹介します。
希望するドメイン名を取り扱っているか
1つ目のポイントは、希望するドメインを取り扱っているかどうかです。
これから取得したいドメインが決まっている場合は、まずサービス内で取り扱いがあるかを確認しましょう。
取得したいドメインが決まっていない場合は、人気のトップレベルドメインを多く取り扱っているサービスをおすすめします。トップレベルドメインの中で使用率が高いドメインは「.com」「.net」「.org」「.info」などがあります。
適切な価格帯か
2つ目のポイントは、適切な価格帯かどうかです。
ドメインの取得費用は初回のみの支払いですが、更新費用は継続してかかります。運用期間などを踏まえたうえで、価格帯が適切かどうかを判断しましょう。
レンタルサーバーとセットで提供されるか
3つ目のポイントは、レンタルサーバーとセットで提供されるかどうかです。
レンタルサーバーを提供している会社には、サーバー契約と同時にドメインを取得できるサービスもあります。サーバーとドメインをまとめて管理できるため、ドメインのみ取得するよりも便利です。
CPIは、ドメイン管理団体指定の指定事業者としてユーザーの代わりにドメインの登録・更新・管理に関する代行サービスを提供しています。
Whois情報の公開代行が可能か
4つ目のポイントは、Whois情報の公開代行が可能かどうかです。
Whois情報の公開代行に対応しているサービスの場合、ドメイン登録者の情報(氏名・住所・電話番号など)の代わりにドメイン管理会社の情報が公開されます。
CPIでは、gTLDドメイン(「.com」「.net」「.org」「.biz」「.info」)については、Whois情報の公開代行をご利用いただけます。また汎用ドメインについては、登録者情報を非公開にすることも可能です。
一方、公開代行に対応していないサービスの場合は、インターネット上に個人情報が公開されてしまう恐れがあるため注意が必要です。
サポート体制が万全か
5つ目のポイントは、サポート体制が万全かどうかです。
問い合わせ方法(電話・メールなど)や受付時間などが自社に合っているか事前に確認しておきましょう。また、技術的な面でつまづいた時に気軽に問い合わせができるかどうかも重要なポイントです。
CPIでは、契約前のご質問から運用上のテクニカルなお悩みまで、専任のスタッフが親身になってサポートしています。また、個別の要望に合わせて24時間365日電話・メールでのサポートを受け付けているため、夜間のトラブルにも対応可能です。
セキュリティ対策ができているか
6つ目のポイントは、セキュリティ対策ができているかどうかです。
特に、レンタルサーバーとドメインをセットで提供しているサービスの場合、Webサイトをセキュリティの脅威から守るための対策ができているかの確認が必要です。
CPIには、「WAF(Webアプリケーションファイアウォール)」によってWebサイトを外部攻撃から守る機能や、「Web改ざん検知」によってWebサイトの不正な改ざんを検出してお知らせする機能などがあります。
また「CPI SSL」として、SSLサーバー証明書を1ドメイン分を無償提供しています。さらに、マネージド専用サーバーでは、「専用ファイアウォール」「不正侵入検知(IDS / ADS)」にて、堅牢なセキュリティを構築することが可能です。
ドメインはレンタルサーバーと一緒に契約するのがおすすめ
本記事では、ドメイン取得の方法について紹介しました。どのサービスで取得しても同じだと考えて、費用が安価なサービスを選択する方が多いですが、レンタルサーバーと管理が別々になると、定期的な更新作業を疎かにしてしまう恐れがあります。ドメインは長く使うものなので、レンタルサーバーと一緒に契約することをおすすめします。