GA4（Googleアナリティクス4）の知っておきたい基本的なチャネル名と調べ方

「GA4で自社サイトを訪問しているユーザーの流入経路を調べたい」

このように感じている方へ、本記事では GA4（Googleアナリティクス4）で流入経路を調べる基本的な方法や、覚えておきたいチャネル名についてまとめました。

※記事公開時点での情報です。

GA4（Googleアナリティクス4）のチャネルとは？

そもそもチャネルとは、Webサイトを訪れたユーザーの流入経路を意味します。GA4では、オーガニック検索や広告、SNS、メールなど、さまざまな流入経路を測定することが可能です。

どのような経路からユーザーがやってきているのかが分かると、その経路からの流入をさらに強化するといった対策を取ることもできます。

このように流入経路の分析は非常に重要であるため、GA4でできるようにしておきましょう。

まず、GA4で覚えておきたい基本のチャネルを紹介します。

GA4では、特別な設定をせずとも「デフォルトチャネルグループ」と呼ばれるグループに属するチャネルのデータを確認することができます。どれもよく見るチャネルなので、意味を把握して区別できるようにしておきましょう。

チャネル名	概要
Organic Search	オーガニック検索からの訪問
Organic Social	ソーシャルメディアの広告以外のリンクからの訪問
Organic Shopping	ショッピングサイトの広告以外のリンクからの訪問
Organic Video	動画サイトの広告以外のリンクからの訪問
Referral	「Organic Search」「Organic Social」に分類されない他サイトからの訪問
Paid Search	リスティング広告からの訪問
Paid Social	ソーシャルメディアの広告からの訪問
Paid Shopping	ショッピングサイトの広告からの訪問
Paid Video	動画サイトの広告からの訪問
Display	ディスプレイ広告からの訪問
Affiliates	アフィリエイトからの訪問
Audio	Podcast などのオーディオプラットフォーム上の広告からの訪問
Email	Eメールのリンクからの訪問
SMS	テキストメッセージのリンクからの訪問
Direct	ブックマークなどの保存済みのリンクからの訪問や、URLの直接入力による訪問
Mobile Push Notifications	モバイルアプリのプッシュ通知からの訪問

次に、GA4でデフォルトチャネルグループのデータを調べる方法を紹介します。

まず、GA4のホーム画面左側にあるメニューから「レポート」→「集客」→「トラフィック獲得」の順でクリックしてください。すると、デフォルトチャネルグループのデータを一覧することができます。

また、画面中程にあるプルダウンから「セッションの参照元 / メディア」を選択すると、どのような検索エンジン・SNSから流入しているのかを細かく見ることも可能です。

本記事の冒頭でもお伝えしたように、ユーザーのチャネル（流入経路）を分析することは、Webサイト・アプリのユーザー数を増加させる施策に役立ちます。

GA4を扱う上でも重要な操作になるので、ぜひ本記事を参考に基本のポイントを押さえておきましょう。