期間限定キャンペーンやイベント、季節もの商品のプロモーションなどを行う際、ユーザーに明確な情報を伝えるために特設サイトを作成するという方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのがレンタルサーバーです。短期レンタルを実施していたり、コーポレートサイトとは別のサーバー上に特設サイトを用意することで、コスト削減や運用面でのリスク回避をし告知に集中ができます。
今回は「短期利用でレンタルサーバーをおすすめする理由」と「レンタルサーバー事業所の選び方」について解説していきますので、検討中の方はぜひ参考にしてください。
目次
- イベントやキャンペーンには特設サイトが必要
- 短期サイトと主要サイトはサーバーを分けてリスクヘッジ
- 短期間の利用にはレンタルサーバーがおすすめ!
- 短期利用に適したレンタルサーバーの選び方
- まとめ:短期サイトはレンタルサーバーを使って安定した運用を
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イベントやキャンペーンには特設サイトが必要
期間限定キャンペーンやイベント、季節もの商品のプロモーションなどを行う際、自社のサイト内で情報掲載するだけではなく、特設サイトや特設ページを作成することがあります。ユーザーに明確な情報を伝えるのはもちろんですが、キャンペーンやイベントによって訴求したいイメージが異なるため、それぞれの世界観やお得感、限定感などをアピールするためにも、特設サイトを作成するのがいいでしょう。
キャンペーンやイベントの情報を簡潔に伝え、且つサイト訪問者の感情を動かすことができれば、結果としてキャンペーンやイベントの申し込みや商品購入などに繋げることが期待できます。
短期サイトと主要サイトはサーバーを分けてリスクヘッジ
短期キャンペーンやイベントの場合、販促活動等を集中して行うことからサイトへのアクセスが集まりやすくなります。その際、運営中のコーポレートサイトやECサイトと同じサーバー内に特設サイトを作成すると、急なアクセス集中でサーバーに負荷がかかり「サイトの重い・遅い」の原因となります。
このようなトラフィック問題を回避するためにも、短期キャンペーンなどの特設サイトを作成する場合は、コーポレートサイト等とは異なるサーバーを利用するのがいいでしょう。
また、課金型のサーバーとは異なりレンタルサーバーの場合は、トラフィックに応じて追加課金が発生しないのも魅力の1つです。
レンタルサーバーについては、こちらの記事でも詳しく解説してます。
レンタルサーバーとは?種類やメリット・デメリットを詳しく解説
短期間の利用にはレンタルサーバーがおすすめ!
企業サイトや長期掲載を主としている Web サイトであれば、自社サーバーの導入など、高いコストと時間をかけて Web サイトを構築していく方法でも良いですが、キャンペーンやイベントのような短期での告知のために、自社でサーバーを持つのは必要以上に費用や時間が掛かってしまいます。
そんな時に便利なのがレンタルサーバーです。短期のサーバー利用に、レンタルサーバーがおすすめな理由を詳しく見ていきましょう。
理由1:購入よりもコストを抑えられる
サーバーを自社で運用していく場合は、サーバーの購入、そして購入後にシステム環境の構築が必要です。その後も安全・安定して稼働ができるように運用管理をし、もしものときのための保守も必須です。
長期的な利用であれば、このような工数がかかったとしても、カスタマイズ性の高い自社サーバーを導入することで費用対効果は見込めますが、短期利用(単発利用)の場合は、高くついてしまったり、サーバー構築に時間がかかってしまいサイトの公開まで時間がかかってしまうことがあります。
しかし、レンタルサーバーであれば、このような導入作業や運用管理等はレンタルサーバー事業者で行ってくれるため、利用者側で用意すべき作業はほとんどなく、サーバーについての知見がない方でも安心して導入することができます。
理由2:セキュリティがしっかりしている
Web サイトを作る上で不安要素になる1つがセキュリティです。現代ではさまざまなネット犯罪が多発しており、自社サイトの安全はもちろん、利用者を守るという観点から考えてもセキュリティ設定は必要不可欠です。特に短期利用の場合だと、申し込みフォームや購入画面へ誘導することも多く、より Web サイトの安全性が求められます。
セキュリティ対策といっても数多くあるため、何から始めたら良いのか迷うかもしれませんが、レンタルサーバーであれば事業者側で、セキュリティや緊急時の対応、サーバーの定期的なメンテナンス、運用までしっかりと行っていることが多いのでさほど心配する必要はありません。セキュリティ性の高さを重視したいのであれば「 SSL 」や「 WAF 」 に対応しているレンタルサーバーを選ぶと良いでしょう。
SSL とは「データ暗号化通信技術」のことで、第三者からの盗聴や改ざんを防いでくれる役割を持っています。WAF とは「 Web Application Firewall 」のことで、Web アプリケーションの脆弱性を狙った攻撃を防ぐセキュリティ対策の1つです。レンタルサーバー事業者によっては、標準搭載(無料)や、オプション(追加料金)で付けられることもあるので、事前に SSL や WAF などが対応しているか確認してみてください。
理由3:Web サイト構築時間を短縮できる
短期利用にレンタルサーバーがおすすめな大きな魅力は「 Web サイトを設立する手間を省ける」ところ。サーバー機器の回線準備や運用はレンタルサーバー事業所に任せることができるので、専門的な技術や知識がなくて準備段階で挫折することは殆どないでしょう。
併せてレンタルサーバー事業所によっては、 短期利用の際も使われることが多い WordPress や物販等をするのに便利な EC-CUBE などの CMS を簡単にインストールできる機能が搭載されているので、特設サイト作成までの時間を短縮できます。提供されているサービス、追加可能なオプション、利用料金等は異なりますので、ニーズや予算と照らし合わせてみてから検討してみてください。
EC-CUBE とは?EC 構築オープンソース国内 No.1 の魅力をご紹介
短期利用に適したレンタルサーバーの選び方
レンタルサーバーを使ってイベントや短期キャンペーンなどの告知をしたい方は、各レンタルサーバー事業所から提供されているサービス内容を見比べてから契約しましょう。
1. 短期利用サービスを提供しているサーバーから選ぶ
レンタルサーバー事業所によっては短期利用を想定したサービスプランを提供しています。一定期間のレンタルを前提にしたプランなので、レンタルサーバー事業所によっては通常のレンタル料金よりもやや割高に設定されていることもあるので、この点は留意しておくべきでしょう。
利用期間についてはレンタルサーバー事業所や契約の種類によって異なります。料金だけではなく、契約期間も確認するようにしましょう。
KDDI グループが運営するレンタルサーバー CPIは、長期利用はもちろん期間限定キャンペーンやイベント告知サイトなどの短期でもご利用いただけます。
レンタルサーバーの CPI は、他社とは異なる独自の設計で、遅延やトラブルが少ないため、法人利用率は90%とビジネスでも安心してご利用いただけます。
2. レンタル料金やスペックを比較して選ぶ
短期のみの利用を検討しているなら、レンタル料金で各社を比較するのも良いです。レンタルサーバー事業所によっては月額ワンコインから利用できるものもあるので、予算と照らし合わせながら比較してみてください。
ただし、月額料金が安くてもバックアップサービスやセキュリティ対策は別途料金がかかることがあるため、比較する際は、単純に月額料金だけではなく、どの程度のサービスがプランに組み込まれているか、その他のオプション料金はいくらなのかもチェックすることをおすすめします。
3. アクセスに強いサーバーを選ぶ
期間限定キャンペーンや、一夜限りのイベントやライブでは応募期間が限られていることから、サイトの同時アクセス数が集中することが予測されます。そんな大事な時に、503エラーなどサーバーダウンによってお客様がチケットを購入できなかったり、キャンペーンページにアクセスできない事態は機会損失にあたります。そのようなことにならないためにも、負荷耐久性のあるサーバー選びは必須条件とも言えるでしょう。
▼高負荷に耐える CPI サーバー
4. お試し期間を使って操作性を確認
コストだけではなく、レンタルサーバーの使い勝手も重要な比較材料です。実際に Web サイトを運営する際にスムーズにコンテンツを作れそうかどうかもチェックしておく必要があるでしょう。
レンタルサーバー事業所によっては数日間のお試し期間を設けているところも多いため、上手に活用しコンテンツの作りやすさ、サーバーの扱いやすさなどを比較してみてください。
まとめ:短期サイトはレンタルサーバーを使って安定した運用を
キャンペーンやイベント情報を公開する際は、閲覧者の目に触れるページ内コンテンツが最も重要ですが、サイトの表示速度が遅かったり、サーバーダウンによる閲覧不可はどんなことがあっても避けたい事態です。そのためにも、短期利用の特設サイトは、コーポレートサイトやECサイトのような主要サイトとは異なるサーバーを利用することで、サイト公開後のトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
サーバーについてよくわからない、自社でサーバー導入から運用までできる人材がいない、なるべくコストを抑えたいという方は、レンタルサーバーを利用することも選択肢の一つにいれてみてください。レンタルサーバーを比較する際は、単純に料金だけではなくサービス内容も十分に確認し、コストパフォーマンスに優れているサーバーを契約するようにしましょう。
※EC-CUBE は株式会社イーシーキューブの商標です